高所恐怖症なのに窓際の席になりました

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今から10年以上昔のことですが、私は両親に連れられて東京まで行ったことがあります。その時は確か、東京のお隣の県にある国内有数のテーマパークに連れて行って貰ったので、私も2歳年上の姉も終始ご機嫌でした。
家族そろってテーマパークを満喫した帰り、その事件は起きたのです。何と、新幹線の待ち時間をつぶすために立ち寄った2階建てのカフェで、私たち親子が座った席の窓ガラスが急に割れてしまい、私はそのまま道路に転落してしまったのです。

その時は救急車騒ぎになったものの、幸い大怪我などすることはありませんでしたが、それ以来私は「高所恐怖症」になってしまったのです。
そしてその恐怖症の度合いは優しいものでは無く、たかだか2メートルを越えるか越えないかくらいの高さで私の足はガクガクと震えだしてしまいます。子供のころに転落してしまった、あの東京での事故がどうにもトラウマとして私の中に残ってしまっているのです。

これを何とかあまり出さないため、私は成人しても徹底して「外の景色が見える高い場所」には行かないようにしていました。しかし、大学卒業後に就職した会社で、私は配属された先で窓際の席になってしまったのです。
会社の社屋がまださほど高いビルでは無いので、まだマシではありますが、それでも高所恐怖症の人間に3階の窓際の席は厳しいものがあります。
かと言って、せっかく入れた会社なのに「高所恐怖症なので異動させてください」とも言い出せず、私はひどく困ってしまっているのでした。